渡英してすぐ、コンドミニアムで家探しに奮闘するOさんファミリー。でもそんな中でもお子さんも少しずつ変化を見せてきている様子。言葉も習慣も違うイギリスで本格的に拠点を構えるまでの様子をレポートします。
イギリスの住宅事情や我が家の条件というよりも、タイミングですよね。
日本での4月の新学期に当たるこの時期に合わせて住まいを移す家庭も多いので、よい物件はほぼ埋まっていたんです。
我が家の条件としては、基本的に安全面と広さの確保を最優先にしていたのですが、8月の終わりに出国となったことで同じ様な条件の方に遅れをとったんですよね。
そうですね、私も色々なことに慣れるのに精一杯なところもありましたから、とにかく落ち着きたいなと気ばかり焦っていました。
とはいえ、不動産屋とのやりとりは完全夫頼りなので私は運転手に徹してがんばった期間です(笑)
この家探し中に、夫の出勤もスタート。
夫を職場に送った後の数分の運転でも、相当な緊張感がありました。
交通ルールは比較的シンプルなのですが、roundaboutといわれる環状交差点がいくつもあり、どの方向に行くかでウインカーの出し方が異なる。
日本語ナビが隣で何でも言ってくれる環境に慣れすぎていましたよね(笑)
roundaboutに進入してからわずかの時間にウインカーさばきと車線変更とで頭がいっぱいなので、後ろにいる子供たちから話しかけられても答えられないくらい!
車の運転ひとつとってもそんな毎日の中、不動産屋さんをめぐってめぐって。10件以上は見たと思います。
そうなんです。結果的にこれまで見て回った中で、私が一番「住むならここがいいー!!」と密かに思っていた物件。
でも予算オーバーだったのであきらめていました。
ただ、いい加減決めなきゃまずいぞ!というところで夫が重い腰をあげて値引き交渉開始をして。
大家さんもこの時期をのがしたらしばらく入居者が見つからないかもとおもったのでしょう、こちらの交渉をのんでくれ、予算以内に納まったという経緯です。
最後の最後、入居金は支払ったものの大家さんからの契約書へのサインがなかなか進まなかったりとハラハラもしましたが、こちらも無事に終了し、めでたく決定となったんです!
ダイニングテーブルやソファーなど、2週間家具なし生活でしたが、入居してしまえばなんとかなりますからね。
そうなんです。渡英してからは大変だろうな、と予想はしていましたが、本当によく不動産屋さんめぐりに付き合ってくれました。
でも、この不動産屋さんのやりとりの中でも面白いことも。
主人と不動産屋さんのやり取りを黙って聞いていた次男が帰り際に一言。
「どうしてあの女の人も、お父さんも、おいしいおいしいって言ってるの?」っと。
残念、正解は「I see.」…ということでみんなで大笑いしたり。
だいぶ疲れの溜まってきた親の心身に、子供達の素直な感性が栄養剤になる瞬間もたくさんありましたね。
―晴れて住むところも決まったところですが、ここからまだ軌道にのるまではもう少し時間がかかったということ、次回もお楽しみに!
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