1003-2

フォニックスってよく聞くけど、一体何??

  • Facebookでシェア
  • LINEで送る
学研の子供オンライン英会話TalkingTime > 英語&教育ニュース > フォニックスってよく聞くけど、一体何??

英会話スクールや英語教材など、英語に取り組もうと思うとどこかで必ず出会うワード「フォニックス」。英会話スクールのホームページでも、よく売り文句として「フォニックス教材を使って…」などという言葉が使われているのを見ますよね。でも、「そもそもフォニックスって何? よくわからない。」そんな声を日本のママたちから聞くことがあります。今回はそんな疑問にお答えしたいと思います。

1003-1

フォニックスって一体何? どう役立つの?

こんにちは、アメリカで子育てしているママのMikoです。今回は、みなさん一度は聞いたことがあるであろう「フォニックス」のお話です。実は私自身、アメリカに来るまでは、“フォニックスってよく聞くけど、ノンネイティブが英語を学ぶ際に、よく使われる学習法かな”というくらいのふんわりとした認識で、よくわかっていず、もちろん何の役に立つのかなどの想像もつきませんでした。

でも、こちらに来て、娘が毎日のように学校でやるフォニックス。娘はインターナショナルスクールなどではなく、地元の普通の公立小学校に通っています。つまり、フォニックスはネイティブの子どもたちが読み書きを学ぶために用いるものだったんです。

フォニックスの驚きの効果

フォニックスとは、簡単に言ってしまうと英語の「発音」と「文字(つづり)」を結びつけるためのルールのこと。渡米当初、まったく英語の話せなかった5歳の娘が、いつからでしょうか、1年くらい経った頃でしょうか…びっくりするような読み書きのレベルになっていました。

早くお友達の言っていることがわかるようになって、お友達とおしゃべりができて、学校が楽しくなればいいな、ということしか願っていなかった私にとって、この読み書きの上達スピードはうれしい驚きでした。けれども、これは、娘が特別すごかったわけではないんです。原因はフォニックスだったんです。それがわかったときは、娘の本の音読を聞きながら、心の中で、「お〜! フォニックスすごい!」って思いました。

1003-2

フォニックスの仕組みを簡単解説!

日本語の場合、「あいうえお、かきくけこ」と文字を覚えていけば、そのまま、ひらがなの単語や文章が読めたり、書けたりするようになります。その代わり、漢字が入ってくるとひたすら暗記の世界に入りますので、難しい漢字がたくさん並んだ新聞なんかを読むことは、小さな子どもには無理ですね。
一方、英語の学習は、はじめが難しいのです。例えば「pen」と書いてあっても、「ピーイーエヌ」とは読みませんよね。こんな風に、アルファベットを26文字覚えたところで、何も読めないからです。

ここでフォニックスが登場します。フォニックスを使いながら、「p」は「プ」、「e」は「エ」、「n」は「ン」と発音するという「文字」と「発音」のルールを習って初めて読めるわけです。娘は、フォニックスを習い始めの頃、よくルールを覚えるためのフォニックスソングを歌っていました。インターネットで、phonics song やフォニックス表、と検索すると、参考になるものがたくさん出てきますので、ご興味のある方は、ぜひ、チェックしてみてください。

ちなみに、娘から「サイレント e」という例外ルールがあることを教わりました。調べてみると、単語の最後に e がついているけれど、発音しない、という単語があるよ、というルールのようです。「cake」なんかがそれに当てはまりますね。そして、最後の e を発音しない代わりに、その前の母音、この場合には a を本来のフォニックスルールなら「ア」と発音するところを、そのまま文字の名前の読み方で「エイ」と発音する、となります。

「かわいい」という意味の「cute」もサイレント eですね。そして、u の発音が名前発音の「ユー」になる。でも、「切る」という意味の「cut」の u は本来のフォニックスルールに従い、「ア」になる。語尾に e がつくかつかないかの違いだけで、その前の部分の音も変わってくるのがよくわかります。
もちろん、さらに例外ルールにも入らない例外、というのもあります。例えば、「the」とか。それは、ある程度、覚えるしかありません。

1003-3

フォニックスを覚えたらこんなにスムーズ!

さあ、そして、このフォニックスを習得してしまえば、英語はそのあとの上達が早いんです。知らない単語でも、予測して読めてしまうからです。極端にいうと、子どもでも新聞が読めてしまう、ということなんです。もちろん、単語自体の意味がわからなければ内容をすべて理解することはできませんが、正しい発音で音読もできてしまいます。

そして逆に、耳で聞いた単語を文字に直すこともできる、ということにもなります。ちなみに、私の娘(7歳)は、知らない単語でも予測でかなり正しく読めます。ただ、聞いた単語や、自分が書きたい文章を文字にしようとすると、まだまだ間違いがたくさん、という感じです。
このことについて、クラスの先生との個人面談の際に、つづりの間違いを直すべきですか?と聞いてみると、「まずは、楽しく読むこと、書くことが優先。子ども自身が、直されても素直に聞けるモードのときは直してあげてもいいけれど、子どものやる気をなくすような徹底的な修正はする必要ない」とのことでした。

フォニックスの習得を実感するまでには、ある程度の時間が必要だと思います(ネイティブの子どもたちが学校で毎日やっているくらいですから!)。もし、フォニックスにトライしてみようかな、というパパ・ママがいらっしゃったら、気長に見守り、お子さん自身が、こうかな??と予測読みしたり、書いたりしたときには、そのチャレンジをたくさんほめてあげてほしいと思います。

暗記ではない、予測できる力をつける学習法。私も、学生の頃、知っておきたかったなあと今になって思います。あんなに、ひたすら書いて、暗記をしたのに(笑)。生きた英語環境に身をおいたからこそ実感できたフォニックスのすごさでしたが、皆様が日本で英会話教材などに触れる際、少しでもお役に立てていただけたらうれしいです。

◆ペンネーム:Miko
◆プロフィール:
現在、アメリカのサンフランシスコにて7歳の女の子と3歳の男の子、2人の育児中。日本で大学卒業後、アメリカのシアトルに留学。ビジネスプログラムとインターンシップを経て、日本で就職、結婚、出産。このまま、安定した生活になるかと思いきや、旦那さんの海外赴任で、生活は一変。シリコンバレー → カンザス → サンフランシスコの引っ越し、その都度、子どもの転校など、まさかの冒険人生奮闘中!

1003-2

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Talking Timeの最新情報をお届けします

この記事のキーワード

関連記事

人気記事ランキング

カテゴリ

ここからはレッスン提供をしている
QQイングリッシュのサイトに移動します。

無料会員登録の後、アカウントを登録してから無料体験レッスンをお楽しみください。
なお、メールアドレスで会員登録する場合は、パスワードはご自分で自由にご設定ください。

※TalkingTimeは(株)学研プラスとQQイングリッシュの共同事業です。

ここからはレッスン提供をしている
QQイングリッシュのサイトに移動します。

※TalkingTimeは(株)学研プラスとQQイングリッシュの共同事業です。