【体験談】4月から渡米したファミリー②

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 いよいよアメリカカンザスでの海外生活をスタートしたTさんご家族。

前回は、慣れない環境に戸惑いながらも、少しずつ子供たちと共に自分たちのペースをつかんでいく様子をお届けしました。

そしていよいよ長女たまきちゃん(7歳)の学校生活も始まります。

 

 

―前回は、現地の補習校の様子などを教えていただきましたが、いよいよ現地校(パブリックスクール)もスタートするんですね!最初の様子を教えてください。

現地校初登校はやはり緊張しました。

8時35分〜15時35分のスケジュールなのですが、母としては内心不安で不安で…。

「楽しかったよ!」と笑顔で出て来た時には、本当に嬉しくて涙が出そうになりました!

日本の保育園で、学年が上がったりした際にも、不安定になっていた長女が、異国の地で、言葉もまだ通じない環境で、いつのまに、こんなに逞しくなっていたのかと。

様子を聞いてみると、ブランコの乗り方まで教えてくれる子がいたり、お箸を珍しがられたり、教育系のテレビを見ながら、オレオが食べられたこと。目をキラキラさせながら話してくれました。

日本語が通じる子が、1人しかいない学校で(当時)、子供にとってはそんなことは重要ではないのかな、と、とりあえず、一安心。

やはり子供が楽しくやってくれることが、一番ですよね。

いつでも保護者が行っていいことになっているので、もう少ししたらランチを一緒に食べようねとも約束しつつ、2日目は早速、お友達の車に乗って帰りたい!と笑顔で、出ていきました。

そして、昨日より10倍楽しかったと帰ってきたのが印象的です。

実は場所柄、人種の偏りを心配していたのですが、思っていたよりは、多様性があったことも、安心材料となりました。

 

 

―子供の順応性はすごいとは聞きますが、とてもいいスタートがきれたんですね。

そうですね。

学校に行きだしてすぐ、「たまちゃんね、クラスにたまちゃんが好きな顔の男の子がいるんだよ ふたり」なんて言い出したり(笑)

毎日帰宅する度に「昨日より楽しかった!」と。

アメリカの学校では、褒めてハグされるのも普通の光景。

先生達もフレンドリーで、そんなところに、シックリ来たのでしょうか。

しばらくすると、お弁当よりもカフェテリアのものを食べたいとも言い出しました。

私としてはラクで良いのですが、️何を選んだのか聞いてみたら、「チーズバーガーに、ぶどうに、オレンジジュース!」と。

それは楽しいはずだな、とも。

日米の教育の違いにも驚きつつのスタートでしたね。

―ひとつお聞きしたいのですが、向こうでの学期にすると、タマキちゃんが入学されたのは学年の最後1ヶ月くらいですか?

はい、このスタートの時はちょうど、夏休みの1ヶ月前。

学年最後のタイミングでしたので、すぐに夏休みに突入し。9月から2年生になりました。

日本でも、アメリカでも1年生をやっていないので、ちょっと珍しいケースかもしれません。

ちなみに、最初にお話した日本語が唯一できた子は、5年生だったので、うちの子が一緒だったのは、1ヶ月位しかありませんでした。

こちらの学区は、5年生で卒業し、ミドルへ行ってしまうのです。

それでも本当に沢山のヘルプをしてくれました。

―Tさんご自身も、試行錯誤しながらのスタートだったと思います。そんな中でも、日常に段々と馴染めて来ている雰囲気も伝わりますね。

そうですね、色々ともちろん大変だったのですが、最初一番慣れるのが大変だったのは運転です!

車線も違えばやはり左ハンドル、なかなか難しくて。

でも、学校に会社にタクシーの運転手のように運転しなければいけない状況だったので、1週間ほどしたところで、ウィンカーがわりに、ワイパーを動かすこともほぼ、無くなり…身体が覚えてきました。

一人での買い物も何とかこなしながら、とにかく子供たちと一緒にこの生活を楽しもう!と孤軍奮闘しておりました。

―スタートはとにかく順調ですよね。タマキちゃん、その後もスムーズでしたか?

実は、出だしが絶好調過ぎて、少々こわいな…と感じていたのですが、母の勘はやはり当たるもので。

1週間を過ぎたあたりから、雲行きが怪しくなってきました。

やはり言葉の壁にぶちあたり、少し日本が恋しくもなって。

2週間目には早速遠足があったのですが、私が同行してなんとか楽しめたものの、朝になると行きたくないと、涙することもしばしばでしたね。

―その時期はどうやって乗り越えたのですか?

そこで思い出したのが、入学前、見学のときに言われたこと。

「落ち着くものがあれば何でも持って来てよいよ」との言葉を思い出し、物心ついた時からお気に入りの、ボロボロの人形を持参して何とか学校へ。

なんて言われるかな…と私もドキドキしていたのですが、先生の第一声が「perfect!!」でした。

日本だったらイジメられちゃう可能性もあり、だけれど、そこはやはりアメリカ。

この文化の違いもありがたかったです。

この時にはさすがに心配で、ランチにも顔を出してみました。

本人から聞く状況と、実際に見るのとではやはり全然違っていて、3.4人の子が「たまき、たまき」と一緒に座りたがってくれて、そこはやはり安心しましたね。

学校の人間関係は良好、結局、なかなか言葉が返せないことに、本人は苛立っていたんです。

帰宅しても、「この単語はなに?」「こう言っていたが、何のこと?」と質問攻め。

質問されても、聞いたままを言って来るので、子供の発音が良すぎて分からなかったり、前後の流れが分からなず答えられないでいると、ちょっと不機嫌になったりしていました。

言いたいとが言えないつらさは、私も痛いほどわかります。

わからない英語を推測しているだけで、頑張ってるな 偉いなと思いますし、ここは、親子で地道に乗り越えるしかない!と開き直りました。

単語カードを毎日作って、ボキャブラリーを増やしていくしかない!

そんな風に決意して取り組み始めたんです。

でも時々、 「オチョ アニマレス、ってなに?」…これはスペイン語(笑)

スペイン語も授業であるので混乱しながらですが。

―いつでも保護者がついていっていい、という学校の方針も、当時のタマキちゃんにとっては心強かったんではないでしょうか?

そうかもしれません。

ただ、酷なようでも自分自身で乗り越えなければいけないんだ、と親としても実感するような出来事もありましたね。

たとえば入学して2週間ほどで行った遠足でのエピソードがあります。

「ママが行かないと、行きたくない」とのことで付き添いました。

保護者はついていってもいいのですが、下の子がいては、スクールバスには乗れないと言われ、当時まだ高速を1人で運転する自信がなかった私はウーバーデ追いかけたんです。

遠足中も、泣いたりしていていましたね…今では信じられませんが(笑)

夏休み前、最後の10日間くらいが一番キツかったようで、車から降りることが出来なかった日もあります。

何が一番いやだ?と聞くと、「学校でさびしい」と言われ、これには私も落ち込みました。

こればかりは、私は何もできないな…と。

―確かに、間違いなくやってくる大きな壁…とは分かりつつも、やはり見ている親としては何とかしてあげたい気持ちでいっぱいですよね。そこをみんなで協力して乗り越えていく過程はすごいなと思います。学校でのフォローも温かい目で見守ってくれているのが分かりますね。

そうなんです。

学校の雰囲気も、サポートもありがたくて。

たとえばある日、朝礼で、表彰されたと貰ってきた鉛筆と私へのプリントがありました。

なんと事務の方が、翻訳機にかけてくれたと!

その翻訳を見ると、同じことを繰り返してるし、ちょっと漢字が多くて本人は読めないようなものでしたが、とても嬉しい配慮でした。

「たまきが来てくれて嬉しい、本当に頑張っている」と先生。

表彰された理由は何であれ、全く英語がわからず他国から来た子を温かく、明るく迎え入れようとしてくれている。

数人のお友達も、とても協力的。

来たばかりの子を褒めて、自信を持たせようとしてくれる。アメリカの良いところを目の当たりにしています。

 

―周りのサポートも含め、人との出会いや思いやりのありがたみは世界共通ですよね。

少し立ち止まることがあっても、これからのたまきちゃんの成長も楽しみです!

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