日本では当たり前の謙遜文化、アメリカでは?

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アメリカのパパ・ママからは決して聞かない言葉。そして、逆にたくさん聞く言葉。何だと思いますか?

 

自己肯定感満載のアメリカンキッズ! 理由はこれだ!

 

こんにちは、Mikoです。

今週末、娘の学校で「Variety Show」というイベントがあります。
大きなイベントステージを借りて、夕方から夜まで約4時間にもわたって行われる大イベント。
その名前の通り、パフォーマンスの種類は様々で、一人でギターやピアノを弾く子もいれば、2、3人のグループでダンスをしたり、自作ムービーを発表したり、バンドを引き連れ歌を歌う子がいたり…。
イベントの2、3か月前から、週に1回ほど放課後に集まって練習。学年ごとのパフォーマンスもありますが、「出たい子が出ればいいし、参加したくなければ、出なくて全く問題なし」という、とっても自由なイベント。
司会も高学年生が、ノリノリで進めていきます。観客席もヒューヒュー言って盛り上げるし、日本のお遊戯会や学芸会をイメージしていると、ものすごいカルチャーショック!
ひとつひとつのパフォーマンスは、正直、それほどレベルの高いものばかりではないです。
それでも、自信に満ち溢れ、パフォーマンスを楽しむ子どもたちに感動してしまいます。

この子たちの、この堂々たる態度はどこから来るのでしょう?
アメリカでの日々の生活を振り返り、ひとつ思い当たることがあります。
それは、あまり謙遜文化がない、ということです。
こちらアメリカでは、控えめであることが美徳ではないようです。

人前でちゃんとほめる アメリカのパパ・ママ

例えば、お友達のママが自分の子どもを褒めてくれたとします。
日本人的感覚では、とりあえず、「いえいえ、そんな、うちの子なんか!」的な謙遜フレーズを返してしまいがちです。
けれども、こちらのパパ・ママたちが、子どもの前で、そういったフレーズを言うところは聞いたことがありません。
素直に「ありがとう!」と言うし、さらに、人前であっても子どもをちゃんと褒めます。
「I love you.」「I’m proud of you!」などのフレーズは、そこら中でしょっちゅう聞きますし、そうやって、子どもたちは自分自身に対するポジティブなイメージを確立していくのかな、と感じています。

そういえば、以前に、子どもの自己肯定感に関する調査結果で、「アメリカは非常に高く、逆に日本はとても低い」と聞いた覚えがあります。
改めて調べてみると、ある調査では、「自分自身に満足している」と感じる子どもの割合は、アメリカはどこの国よりも高くて86%、「自分には長所がある」という項目に関しては、93%がイエスと答えています。
日本では、「自分自身に満足」と答えたのが46%、「長所がある」と答えたのが67%。

このイベントをそのまま日本でやってみたらどうだろう?と想像してみると、多分、学年ごとのパフォーマンスには、全員が出ていそうだし、逆に、個人のパフォーマンスでは、「遠慮とか、そういったものがありそうかな」と感じます。
実際、私の娘も、同じクラスの女の子と3人グループでジャズダンスパフォーマンスをする予定ですが、もし、これが日本だったら、正直なところ、このレベルで出すのはちょっと…、なんて私自身が思ってしまったかもしれません。
それが、こちらにいると、「上手でなくたっていいじゃない! 思いっきり、楽しんでおいで!」と送り出せるから、不思議です。

「『子どもに謙遜文化は通用しない』というのは、世界共通かな」と思ったりします。
謙遜のつもりで言った、何気ない一言を子どもはじっと聞いていたりするものです。
そして、大人が思っているよりもずっと、「うちの子なんて」や「○○ちゃんの方が」などという言葉に、傷ついていたりするかもしれませんね。
子どもの前での謙遜表現は、少し気をつけて、そして、自分のこと大好き!と自信を持って言える子どもに育ってほしいですね。

とはいえ、もちろん、アメリカのパパ・ママだって子どもを注意したり、叱るったりすることもあります。
そして、そんな場面でも、日本ではあまり聞かないフレーズによく出会います。
それは、「ありがとう」なんです。
子どもがパパやママの注意をちゃんと聞いたとき、パパ・ママは「Thank you.」とよく言っています。
この一言に、私自身、毎回ハッとさせられます。
私は、子どもを叱った後、「ちゃんと聞いてくれて、ありがとう」なんて言えているだろうか?
正直、なかなか言えません。
「よくできました。」では上から目線な感じがするし、「ありがとう」は確かにいい! 私も、子どものことを一人の人間として尊重し、ポジティブに冷静に注意する、そんな母親を目指したい! と思うのですが…。現実は、なかなか難しいですね涙。
育児は育自!とはよく言ったものです。
Let’s do our best!

ペンネーム:Miko
プロフィール:
現在、アメリカのサンフランシスコにて7歳女の子、3歳男の子、2人の育児中。日本で大学卒業後、アメリカのシアトルに留学。ビジネスプログラムとインターンシップを経て、日本で就職、結婚、出産。 このまま、安定した生活になるかと思いきや、旦那さんの海外赴任で、生活は一変。シリコンバレー→カンザス→サンフランシスコの引越し、その都度、子どもの転校など、まさかの冒険人生奮闘中!

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