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ハワイの英語生活&英語事情 第16回 ボディタッチはタブーなアメリカ

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娘の何気ない疑問にドッキリ!

ALOHA! ホノルル在住の森出じゅんです。

前回、「ハワイでは積極的に会釈をしよう」と題して、アメリカのマナーに関するお話をしました。将来、語学留学などを考えている方々のために、もう1点、マナー絡みの話をさせてくださいね。ちょっと過激な響きですが、今日のテーマはアメリカでの身体の接触に関する注意点です。

アメリカ人はフレンドリーで、ハグ&キスが挨拶代わりのお国柄ですよね。ただし、それはあくまでも知人&友人に限っての話。一方、見知らぬ者同志の身体の触れあいには大変、神経質な国民でもあります。なので店内や乗り物の中でほんの少しでも身体が触れ合ったら、「Excuse me」と声をかけるのを忘れないようにしたいものです。

なぜこんなことを今さら言うのかといいますと、前回、家族で日本に帰国した時のこと。大学生の娘が言ったのです。「お母さん、日本の人って身体がぶつかっても何も言わないのね。どうして?」。それを聞いて、ドキッ!実は私も日本で人にぶつかられ、その人が無言で去っていくという経験をたびたびしていました。でもその時は自分が通路の真ん中や出入口に立っていたりと、周囲の人に迷惑をかけていたのだろうと思っていたのです。それで相手をイライラさせてしまったのかと…。

ですが娘の言葉を聞いて、どうやらそういう経験をしているのが私だけではないことを実感。ハワイに移住してもう26年になるので感覚的にいろいろ忘れている部分があり、娘の言葉で改めてハッ! とした次第です。

日本でも英語でも、ひと声掛けるのを忘れずに

これは推測なのですが、日本では満員電車はもちろんのこと、電車の乗り降りの際など身体が接触するのは日常茶飯事ですよね。なので日本人は、ちょっとぐらい身体が触れ合っても何ともないというか、慣れっこになっているのかもしれません。

ところがアメリカでは他人と身体が触れ合うことは、日常的にそれほどありません。他人に少しでも触れたら「Excuse me」「Sorry」と言い合うのが当たり前なのです。これは子供が相手でも同じこと。

けれど日本ではドンッと激しくぶつかっても相手が何も言わないことに、娘はずいぶん違和感を持ったようでした。正直、ふだんはあんなに礼儀正しい日本人が、人にぶつかって何も言わないことは、(満員電車の文化? を知る私にとっても)ものすごく疑問ではあります。生活のペースが速い日本、いつも行先を急いで人にぶつかってもどんどん、先に行ってしまう…のでしょうか? あくまでも推測ですが。

そんなわけで、もしアメリカでほんの少しでも他人と接触したら。必ず「Excuse me」と伝えるようにしましょう。あるいは日本語で「ゴメンナサイ」でも構いません。何語でもOKなので、必ずひと声掛けるようにしてくださいね。

 

【著者プロフィール】

森出じゅん

横浜出身。日本で業界紙記者→フリーライターとして活動した後、ハワイに引っ越し。ホノルルで現在の夫と出会い、結婚。今年21歳になった息子と19歳の娘を持つ母親でもある。現在、書籍のほか日本のフラ雑誌、ハワイ専門誌などに執筆中。英語&ハワイ語辞書を片手に、ハワイからニュースを発信している。

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