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ハワイの英語生活&英語事情 第15回 ハワイでは積極的に会釈をしよう

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エレベーター内でのマナーは?

ALOHA! ホノルル在住も森出じゅんです。

今回は英語そのものではなく、海外経験をする際に大切かな? と感じる、ある日米の習慣の違いをテーマにお話ししますね。日本人は礼儀正しく立派な民族、と日頃ハワイで感じていますが、時にン? と不思議に思う瞬間もたまにございます。

…これはきっと、シャイな国民性ゆえかと思うのですが、たとえば日本の人は見知らぬ人とエレベーターで一緒になったり、ホテルの廊下ですれ違ったりする際、会釈しないことが多いよう。会釈をしないというより、もっとはっきり言えばソッポを向いたり、目を逸らしたり。エレベーターの中でこれをやられると、同じ日本人で「悪気はないのだ」とわかっている私でも、何だか悲しくなってしまいます。

というのは、ハワイの住民に限らずアメリカ人は、とにかくフレンドリーですよね。エレベーターに乗り込む際も、お互いニコッとしたり、ハイ! と挨拶したり。たとえば私が住むコンドミニアムでも先日、こんな光景が。私のほか若い男性、老齢の女性がエレベーターに乗っており、以下のような会話を交わしていました。行き先のボタンを押し合った後で、

「あら、あなたも25階に住んでいるのね。いつから住んでるの? 今まで会ったこと、なかったわね」(女性)

「もう半年くらい住んでますよ」(男性)

「もしかしたら、綺麗なフラガールと一緒に住んでいる人かしら? あの、髪の長い美人の女の子と」(女性)

「いやあ、そうならいいんですが(笑)。残念ながら、それ、僕ではないですね」(男性)

「アハハハ」(やっと私)

「ものすごく綺麗な子が私達の階に住んでいるのよ。でももう、彼がいるようだけれど。残念ね」

やがて25階で降りた2人からは、次のような会話が聞こえてきました。

「僕、マイクっていいます」

「私はロレッタよ。よろしく」

郷に入れば郷に従いましょう

いかがでしょう。この例から、アメリカ人がいかにフレンドリーか、感じていただけたでしょうか? かくいう私も横からなかなか口がはさめなかったのですが、取りあえず笑顔で会話を見守り、途中で一緒に笑うことだけはしました(笑)。

もちろん、ハワイに来たら見知らぬ人と必ずこんな風に会話しろ…と言うつもりはありません。これはコンドの住人間の会話ですし、急に早口英語でベラベラやられても、外国人は当惑してしまいますよね。

ですがハワイ&アメリカというのは、こうして見知らぬ人とも気軽に会話を交わし、盛り上がれる土地柄であることは確か。その中で目を逸らしながらエレベーターに乗って来る人がいると、ひどく目立ってしまうということ、ご理解いただきたいと思います。もちろん必要以上に親しげに振るまう必要は全くないですが、ホテルのエレベータ―や廊下といった狭い空間でほかの人々と一緒になった際には、最低限の挨拶はしたいものです。せっかくアロハスピリット溢れる島、ハワイにいるのですから…。

【著者プロフィール】

森出じゅん

横浜出身。日本で業界紙記者→フリーライターとして活動した後、ハワイに引っ越し。ホノルルで現在の夫と出会い、結婚。今年21歳になった息子と19歳の娘を持つ母親でもある。現在、書籍のほか日本のフラ雑誌、ハワイ専門誌などに執筆中。英語&ハワイ語辞書を片手に、ハワイからニュースを発信している。

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