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ハワイの英語生活&英語事情 第9回 電話での英会話が嫌いな理由は?

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電話で名を名乗るにもひと苦労

ALOHA! ホノルル在住の森出じゅんです。

ハワイで暮らして26年が経ちますが、告白しますと、電話での会話は今でも苦手な私です。なるべく大切な用事はFace to face、つまり対面しながら済ませたいところですが、そうもいきません…。クレジット会社でも航空会社でも、アメリカ本土に本社や顧客センターを持つ会社は多いですからね。

電話で会話する時は当然、相手の表情も全くわからないわけで、しかも音声が聞き取りづらいことも多々。これが対面での会話なら、最後の手段として筆談に訴えることもできますが、電話での英会話にはけっこう辛いものがあります。

たとえば自分の名前を名乗るにしても、MORIDEをなかなかわかってもらえません(涙)。日本でも森出という名字を聞き返されることはしょっちゅうでしたが、それでも「森を出ると書いて森出と申します」と説明すれば、すぐわかってもらえました。ですがアメリカではそうもいきませんしね。

電話での会話の奥の手はスペリング

こんな具合に単語の聞き取りが難しい場合、アメリカではそのスペルを伝えることが多いのです。JUNはJ、U、N。JUNはこのやり方でたいがいわかってもらえるのですが、MORIDEはそのままスペルを言ってもまずダメ。こういう時は、以下の要領でさらに細かく説明します。

M.O、R、I、D、E.M as in Mary, O as in Orchestra, R as in Rocket, I as in Indigo, D as in Dog, E as in England.(モ、リ、デ。MはメリーのM、OはオーケストラのO、RはロケットのR、IはインディゴのI、DはドッグのD、EはイングランドのE)

日本でも「かきくけこのコ、佐藤のサ、なにぬねののネ、ABCDのディー」なんてやりますが、それと同じですね。でも日本には漢字があり、「森を出ると書いて森出」など、音だけに頼らず説明できるのが素晴らしいですが…。

ちなみに私は結婚後、MORIDEをミドルネームとして使っており、その後に主人の名字が付くのですが、そちらもまた珍しい名字なのです(また涙)。絶対に一度では通じません。しかもスペルにDやらBが入っているので聞き間違いが多々。そちらも上記の要領でBravoのBだとかとスペルしなければならないのです。

全ローマ字の説明をあらかじめ用意しておこう

さらには予約番号や品番など、ローマ字を電話で伝える時には全てこの要領でやることに。なので英語生活を送る上では自分の名前のスペルだけでなく、全てのアルファベットについてAlphaのA、CharleyのC、FinlandのF、GiantのG、NancyのNなどと、あらかじめ用意しておくと安心です。

一方、電話の相手がこちらに、スペリングしつつ単語を伝えることももちろんあります。相手のスペリングを瞬間的に理解しなければならないわけで、こういう時は本当に耳をダンボにして聞き取る必要があります。広いアメリカですもの。南部なまりやニューヨーク・アクセントなど、英語にも地方色がいろいろありますから、こうして苦労するのは何も外国人だけではないでしょうが…。「電話で英語」の苦労談は、枚挙にいとまがない私です。

【著者プロフィール】

森出じゅん

横浜出身。日本で業界紙記者→フリーライターとして活動した後、ハワイに引っ越し。ホノルルで現在の夫と出会い、結婚。今年21歳になった息子と19歳の娘を持つ母親でもある。現在、書籍のほか日本のフラ雑誌、ハワイ専門誌などに執筆中。英語&ハワイ語辞書を片手に、ハワイからニュースを発信している。

 

 

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