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ハワイの英語生活&英語事情 第2回 英単語の微妙なニュアンスに大混乱

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「たぶん、恐らく」にもいろいろあります

ALOHA! ホノルル在住の森出じゅんです。

日本では中学時代から、教科書に沿って超真面目に英語を勉強してきた…はずの私達。ですが、ハワイの実生活の中で接する英語表現に、「え?」と愕然とすることがしばしばです。例えば単語のニュアンスが、日本で学んできたこととずいぶん違う。全然違う! と感じることもあります。

その最たるものとしてよく例にあげられるのが、「たぶん、恐らく」でしょうか。ひと口に「たぶん」と言っても、英単語ではProbably、Perhaps、Possibly、Maybeなどさまざま。さらに句や節を含めば、Most likely、There is a good chance…と、その幅はさらに広がるでしょう。日本では「たぶん」「恐らく」ぐらいで事足りてしまうのと、ずいぶん違いますね。

しかもそれぞれのニュアンスにかなりの差があり、たとえば夕食会に来る? と聞かれてMaybeと答えたら、それはほぼノー。Maybeは日本語では「う~ん、もしかしたらネ」という感じでしょうか。その気がないのが見え見えという。実際、ハワイが生んだ人気シンガー、ジャック・ジョンソンの「フレイク」という歌にこんな歌詞があります。

♪It seems to me that maybe, it is pretty much always means no.

♪僕にとってMaybeはたいがいいつも、ノーの意味なんだ

「Maybe someday」はイエスではなくノー!

反対に、イエスに一番近いのがMost likely、次いでProbablyとGood chance。そしてイエスかノーか半々ならPerhaps、Possibly。ほぼノーならMaybeと、このあたりのニュアンスは、英語でのコミュニケーション上、必ず知っておきたいものです。

…かくいう私もディナーに誘われてイエスのつもりでMaybeと答え、悲しい顔をされてしまった経験があります(独身時代の苦い思い出です…)。しかもMaybe somedayと言ってしまったから最悪。それでは「いつの日か、もしかしたらね」の意味になり、意図せずしてノー、しかも大変無礼な答えになっていたのでした。

(ちなみにサムデイもまた、日本の教科書で習うのとはニュアンスの異なる単語の一つ。「いつの日かアフリカに行きたいな」のように、漠然とした遠い未来としての「いつか」を指します)

このように日本とはニュアンスの異なる言葉が英語には結構あるのですが、こういった微妙な意味合いの差は、残念ながら教科書では学べないもの。辞書を引き、例文を見たところでピンと来ないかもしれません。この辺はやはり習うより慣れよ! の世界で、たくさん英語で会話し、生の英語に触れて初めて、身につく感覚ではないかナ、と思います。

【著者プロフィール】

森出じゅん

横浜出身。日本で業界紙記者→フリーライターとして活動した後、ハワイに引っ越し。ホノルルで現在の夫と出会い、結婚。今年21歳になった息子と19歳の娘を持つ母親でもある。現在、書籍のほか日本のフラ雑誌、ハワイ専門誌などに執筆中。英語&ハワイ語辞書を片手に、ハワイからニュースを発信している。

 

 

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